●モーニング娘。コンサートツアー2013春 ミチシゲ☆イレブンSOUL 〜田中れいな卒業記念スペシャル〜 蒲郡公演へ行った

 昨日、蒲郡市民会館で行われたモーニング娘。のコンサートへ行ってきました。
 最近あまりテレビに出ていないにも関わらず、沢山の人が観に来ていました。
 昼公演・夜公演の両方に参加しましたが、とても見応えのあるコンサートでした。
 以下、印象に残った点を書きたいと思います。



1.すごいハーモニー
 コンサート中盤で、りほりほと小田さくらさんが、2人で大好きだから絶対に許さないを歌いました。この曲は初めて聴いたのですが、2人のハーモニーには驚きました。少し前に℃-ute悲しきヘブンで、あいりとちさとが、かなり高度なハーモニーを聴かせてくれて驚いたことがありましたが、昨日はそれとは違った驚きがありました。
 何と言っても、さくらさんの声質がとても良いです。とても心地の良い声です。低音パートをしっかりとした伸びのある声で歌っています。高音パートを歌うりほりほは、下でしっかりと支えてくれるので歌いやすいのではないかと思います。
 新人でここまでの実力を見せてくれるとは、思いませんでした。将来が楽しみです。


2.まーちゃんの魅力
 最近のシングルは、イメージとしては「かっこいい曲」が多くて、ダンスにキレのあるりほりほやだーいしに視線が行っていました。
 しかし、なには友あれ!では、まーちゃんに視線がくぎづけでした。笑顔でほんわかと踊るまーちゃんは、とても幸せそうでした。おかげで、こちらも幸せな気分になりました。
 まーちゃんの魅力を最大限に引き出してくれたつんくプロデューサーに感謝です。


3.だーいしの美しいダンス
 11人のメンバーのうちで私が一番注目したのは、だーいしでした。視線の率でいえば30%くらいです。
 とにかくだーいしの踊るダンスが綺麗に見えました。幸か不幸かだーいしは歌割りが少ないので、ダンスに専念できるのかもしれません。腕を90度の角度に上げるところや、ステップでの足首の角度、きちっと動きを止めるところなど、見ていて気持ちが良いです。おそらくダンスの先生の指示をほぼ100%忠実に再現しているのではないかと思われます。
 いつも笑顔で踊るところも良いです。だーいしにもっと歌割りを増やして欲しいとも思いますが、ダンスの実力を最大限に活かせてあげて欲しいとも思います。


4.凱旋コンサート
 今回はかのんの凱旋コンサートでもありました。過去の名古屋や刈谷以上に会場がとても温かい雰囲気で包まれていました。昼公演・夜公演ともにアンコールは「かのんコール」でした。
 かのんがコメントしたように「緑の海」が広がっていました。緑のサイリウムをみなさん自主的に持ってこられたのでしょう。娘。ファンはとても優しいですね。


5.3年後も楽しみ
 私は娘。よりもベリキューBuono!を中心にコンサートに参加してきましたが、娘。のコンサートもどんどん参加して行きたいと、昨日の公演を観て思いました。現時点で、とても楽しいステージを見せてくれるし、将来はもっと高いレベルのステージが期待できるからです。
 このツアーでれいなが卒業して、さゆも順番からすれば近いうちにいずれ卒業するでしょう。すると残るは9期以降のメンバーとなります。9期が加入したのは、2011年の1月。フレッシュなメンバーが残ることになります。
 現時点で11人中、中学生が5人もいます。この中学生の5人が、3年後には、それぞれの魅力をさらに伸ばしていることでしょう。それでも3年後、まだこの5人が高校生というのは驚きです。
 彼女たちの成長をこれからも見させていただきたいと思います。

●Buono! Delivery LIVE 2012 〜愛をお届け!〜 8/25夜公演にも行った

 8/25の昼公演のMCでは、みやの誕生日について触れたものの、ももちとあいりは、ハッピーバースデーを歌うことを提案しませんでした。夜公演で歌うためにあえて温存しておいたのでしょう。


 みや生誕祭の有志の人たちが、サイリウムを入口の所で配布してくれているかと思ったら、居ない。開演20分前の18:10頃に入場したので、もういなかったのかもしれません。(事前に自分で購入するべきでした)
 そこで、グッズ売り場で赤のサイリウムを300円で購入しました(帰宅した24:00現在も力強く光ってます)。ピザーラの衣装が珍しかったので2年ぶりに写真も購入しました。


 夜公演は2階席で観戦しました。今回から2階は「ファミリー席」ではなく「指定席」となりました。最前列は立って観戦できないのですが、それ以外は制約がないので、立って観戦しても良いことになります。
 私の周りでは、8割以上の人が立っていました。いつも静かな2階席ですが、まわりで大きな声援が聞こえてきましたので、自分も心置きなく声を出すことができました。
 しかし、座って観たい人にとっては、不満だったかもしれないです。全員が満足できる運営はなかなか難しいですね。

 
 2階から見て気づいたことを中心に感想を書きたいと思います。以下ネタバレを含みますのでご注意下さい。











1.LEDモニターがいい仕事をしている
 キーボード、ドラム、DJ器材の下には、それぞれ横長のLEDモニターがあり、ステージ上に縦長のLEDモニターが5つあります。本編のラスト曲MY BOYのときに、計8つのモニターにメラメラとが表示されます。ステージ全体が燃えているようでした。
 また、泣き虫少年では、観客に歌ってもらう箇所がありますが、横長の3つのモニターに歌詞右から左へ絶妙なタイミングで流れます。歌詞がわからない人でも歌えるのですが、キーが高いので声が出ませんでした。



2.ejiさん
 初期のころは3台の鍵盤でしたが、今回は5台の鍵盤を駆使して演奏してくれます。正面には赤のnordとHAMMOND XK-1(たぶん)。側面にはシンセサイザーが2台。中央には小さいキーボードが1台設置されています。
 小さいのは何に使うのだろうか?と思っていたら、JUICY HE@RTの間奏でejiバウアーをする時に使っていました。小さいボディですが、ものすごい破壊力があります。
 双眼鏡で見ていたら、正面のキーボードに黄色い丸いステッカーが貼ってあることに気付く。これはejiさんのバンドカムロバウンスのステッカーだと思われます。発見して少しうれしくなりました。



3.なおみちゃん
 ライブでは、どうしてもヴォーカル、ギター、キーボードに目が行ってしまいますが、今回はベースにも注目してみました。5曲目に演奏されたロッタラ ロッタラ。今回は珍しく生バンドでの演奏です。間奏のところですごく重厚なサウンドが聴こえてくるなあ、と思っていたら、なおみちゃんが、激しくベースを弾いています。低音なので、はっきりと音程を聴きとることができないのですが、すごい速弾きをしていると思います。ロッタラは生バンド演奏に限ります。

 
 2ch情報によると、中盤の夏の星空では、ギターを弾いていたそうです。このときはBuono!の3人に注目していたので全然気づきませんでした。



4.マイマイ
 夜公演では予想通りアンコール後に、みやの20歳を祝うためにハピーバースディを歌いました。マイマイがドラムを叩くときに、普通のスティックではなく、先に白い玉?のついたスティックを使っていました。それを使うことで、まろやかな音がでるのでしょうか?ささやかな心配り、どうもありがとうございます。



5.赤サイリウム
 本編が終わると、会場のみんながサイリウムで「みやびコール」です。赤で埋め尽くされた1階を2階から見るととても美しいです。力強く燃える炎というよりも、「静かに温める優しい火」という感じでした。


 ハッピーバースディを歌った後のみやのコメントは、いつもと同じうような感じでした。「勉強できなくても20歳になれた。」「いつもは家族と犬に祝ってもらってた。もちろんそれも嬉しいけど、こうしてたくさんの人に祝ってもらえてうれしい。」など、みやらしい普通のコメントです。これでいいと思います。


 と思っていたら、Dolceのお姉さんたちの逆鱗に触れる?ようなことを言い出します。「20歳からは、早いっていうじゃないですかー。もう、すぐに30歳になっちゃうじゃん。」この言葉に、現在29歳のejiさんが鍵盤を叩いて抗議のようなアピールをします。「はいはい、どうせ私はもうすぐ30歳ですよ。」と言いたかったのかもしれません。(ejiさん、三十路前には全然見えないから安心してくださいね。)





●2008年の秋に私の一推しがみやになってから初めての生誕際の参加となりました。参加できて本当に良かったです。
 幸せな気分で横浜駅に向かいました。日産グローバル本社ギャラリーを通り、橋を渡ります。右前方に黄色の照明に輝くビル。豪華客船が浮かんでいるように見えました。まるでみやの20歳の門出を祝福しているようでした。
 新横浜から新幹線に乗りましたが、客席先頭のドアの上の電光掲示板で、行先を紹介する英語文が紹介されました。いつも見ている表示なのですが、「・・・bound for ・・・」が、今日はbuonoに見えました。私の頭の中はしばらくBuono!モード一色になりそうです。

●Buono! Delivery LIVE 2012 〜愛をお届け!〜 8/25昼公演に行った


開場してすぐ(14:07)の横浜Blitz前の様子です。


この写真にはあまり映ってませんが、会場内はいつにも増して赤のTシャツの人が多かったです。


8/25は、我らが夏焼雅の20歳の誕生日。
この記念すべき日のライブに参戦できたことを幸せに思います。



以下、感想を書きたいと思います。ネタバレを含みますのでご注意下さい。












1.開演前
 ステージ中央には、スクリーンが掲げられています。PIZZA-LA Presents Buono! Delivery LIVE 2012 〜愛をお届け!というツアータイトルとピザの宅配バイクの絵が描かれています。
 開演約30分前に、いきなりそのスクリーンにPIZZA-LAのCMが流れます。エビマヨピザなど、現在実際にTVで流れている4パターンです。スポンサーだから「こういうこともあるか」と思っていると、続いて歴代のCMが古い順から流れます(10パターンくらい)。若い3人の映像はとても懐かしかったです。「わけーーーっ」と言う男性ファンや、「かわいい。かわいい。」を連発する女性ファンなど、みんな映像にくぎづけでした。終了後には会場から拍手が起こりました。
 さらに、開演15分前、10分前にも同じ映像が流れますが、同じ映像でした。もう映像を見ないで、みなさん会話をしていました。私は一人で参戦していましたので、ずっと映像を見ていました。



2.楽器の配置が変わった
・会場に入ってステージを見ると、ドラムが中央にどーんと置いてあります。存在感があります。バスドラムにはBuono!メンバー3人のサインが書いてあります。
・キーボードはいつも上手(向かって右側)でしたが、今回は下手(向かって左側)です。
・上手には、ファンキーモンキーベイビーズみたいなDJ用の器材が置いてあります。



3.1曲目は予想通り
 ライブは新曲FEVERから始まりました。前回の記事にも書いた通り予想が当たりました。この曲は、1曲目以外に持ってくることは難しそうな曲調なので、今後聴けなくなる可能性があり少し心配です。



4.人気曲が次々と
 2曲目はホントのじぶん。デビュー曲なので、これを聴くと当時のことを思い出すファンの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 3曲目はJUICY HE@RT。イントロで歓声が上がります。特に女性の声がよく聞こえました。この曲のファンが多いことがわかります。
 この後、MCを挟んで、Independent Girl〜独立女子であるためにロッタラ ロッタラKiss! Kiss! Kiss!と続きます。 ライブの前半からラストスパートのような勢いです。



5.素敵な衣装
 前半の衣装は、結構派手な衣装です。あいりのMCによるとギャラクシー(galaxxxy)というブランドによるものらしいです。今回のツアーTシャツのデザインもしてくれたそうです。
 

 次の衣装は、3人とも異なります。それぞれが自分でデザインや素材を考えて、スタイリストさんと相談して作っていったそうです。その曲でソロコーナーを歌います。
 ももちは、ピンクのチェックの制服スタイル。スマイレージやAKBっぽいけど、よく似合ってます。
 あいりは、銀のキラキラのドレスに黒の長いブーツ。「自分がミラーボールみたい」と言うあいり。レディー・ガガが来日したときの衣装のイメージを参考にしたそうです。
 みやの衣装には思わずため息がもれました。ピンクのふわふわのロングドレスに、白とピンクのバラの花飾りを頭にかぶっています。結婚情報誌「ゼクシィ」の表紙みたいです。みやが結婚することになり、卒業公演を見ているかのようでした。


 それぞれがソロを歌うと、すぐに次の衣装に変身します。
 あいりは、赤のシルクハットに赤のテカテカの上下セパレートの露出度の高い衣装。でも上半身には大きなギターがデザインされていて、おへそは見えないようになっています。
 ももちは、ピンクのゴスロリ衣装です。これも良く似合っています。
 みやは、白と黒のミニスカートです。上半身は大きな白いうさぎのデザインです(これは直前の衣装と同じ)。


 3人とも自分の好きなイメージの衣装を着ることができて、いつにも増して楽しそうにパフォーマンスしているような感じです。




6.Dolce+DJ
 今回のサポートメンバーには新しく2人が参加されています。
 DJのコニーさんと、ギターのまりPさん。
 コニーさんはステージ上では、ピザーラのアルバイトの赤い制服と赤い帽子をかぶっています。あいりから紹介されるまでは、いつもPA席にいる音響スタッフさんなのかな?と思いましたが、本職のDJさんだそうです。(ピザーラでのバイト経験あり)
 中盤のソロコーナーでは、Dolceメンバーが1人or2人で演奏をするので完全な生バンドではないけど、コニーさんがいてくれると、ライブ感があります。

 
 まりPさんは、長崎出身。Buono!で好きな曲はロックの神様。見た目は矢井田瞳さんのような雰囲気の人です。あいりからは「お母さん」と呼ばれていました。
 うらはらでは、アコースティックギターを弾きながら美しい歌声でコーラスを担当され、Blue-Sky-Blueなどの曲では、ギターソロの部分は細かいところまできちんと演奏をされています。なかなか実力のある方だと感じました。ejiさんのツイッター情報によると元SUPER EGG MACHINEのボーカルギターをされていたそうです。



7.2回泣けた
 中盤のソロコーナーが終わると、夏の星空を3人で聞かせてくれます。CDではAメロとBメロは2人ずつ歌っていますが、ライブでは1人ずつ歌っています。サビのところで3人がユニゾンで歌うのですが、これがまた素晴らしく揃っており、3人の声が一つになっています。
感動で涙が出ました。
 後半に演奏された初恋サイダーは、あいりのアカペラソロで始まります。あいりの圧倒的な歌唱力で一気に盛り上がります。幸福感たっぷりなこの曲で、また涙が出ました。
 


8.誕生日ネタ
 ラストのみやのMCによると、24:00にあいりからお祝いメールが来たとのこと。ちょうどそのときあいりはホテルに宿泊しており、時計を見ながら、日付の変わる瞬間を待ってメールを送ったそうです。タイに行ってるBerryz工房のメンバーからも時差2時間を計算して、24:00に来たとのこと。
 しかし、ももちからは、いまだにメールが来ていない。と、お約束の展開でした。
 ももちの言い訳がももちらしくて良かった。「ちょうどその時は、みやの夢を見ていた。みやと一緒に遊園地で楽しんでいたの」みたいなことを言っていました。
 


9.タオル投げ
 アンコール2曲目(本当にラストの曲)のBravo☆Bravoでは、タオル回しをするのですが、最後に3人がファンに向かってタオルを投げます。僕の2人前の人がももちの投げたタオルをゲットしていました。
 一瞬何が起こったのかわからない雰囲気でした。これまでフリスビーとなど、いろんな物を投げてきましたが、まさかタオルを投げるとは予想していませんでした。メンバーの温もりが含まれている物ですので、今後の公演で取り合いになること間違いないでしょう。ファン同士でケンカしないことを祈ります。



●半年ぶりのBuono!ライブでしたが、いつものように楽しめました。名古屋から遠征して良かったです。スタッフさん、是非とも名古屋でも公演をして下さい。宜しくお願い致します。

●Buono! ミニアルバム「SHERBET」を聴いた


8/22(水)発売のBuono!の新作のジャケットはパステル調の色彩。
1年前のpartenzaや前作の初恋サイダーに引き続き、本格的なロック路線を進んで行くのかと思いきや、ずいぶん可愛らしい衣装です。アイドルらしくて良いです。


CDに収録された音楽もロック全開というよりも、アイドルのテイストが濃いです。1stアルバムCafe Buono!に還って、原点から再スタートしているような気がしました。


1.FEVER
 収録曲の中で、この曲が一番好きです。3rdアルバムWe are Buono!の一曲目One Way = My Way に雰囲気が似ていて、どちらも疾走感あふれる曲です。
 しかし、両者の違いも感じました。One Way = My Wayでは、3人が一所懸命に、がむしゃらに走っている感じでしたが、FEVERでは、3人が肩の力を抜いて、軽やかに走っている感じがしました。
 「この印象の違いは何だろうか?」と考えてみたら、3人の歌い方の変化にあることに気づきました。2年半の時を経て、3人の歌唱力がアップして、余裕のある歌い方になっています。(特にAメロの部分)


 この曲のBメロは、「パッパ パッパ パッパラ」とコーラスの後にメインボーカルが歌い始めます。このコーラス部分の2人のダンスがキュートな感じになると予想します。8/25のBuono!ライブに参加予定なので、どんな振付になるのか楽しみです。
 おそらくこの曲がライブのオープニングに来ると思います。ミニアルバムを聴いていない人は、「?????こんな曲あったっけ???」となるかもしれないですね。



2.GO!GO!ゴーダ
 初めて聞いたときは「2分弱の曲。短いなあ」という印象でしたが、2回目に聞いたときに「あっ!ピザーラの曲だ!」と気づきました。CM曲がCD音源化されたのですね。


 ライブでは前半で演奏されそうです。きっとスポンサーのPIZZA-LAについてもMCで触れるのでしょう。



3.初恋サイダー(Album version)
 少し音がマイルドになったのでしょうか? 最後に歌い終わった後のドラム演奏が長くなったような気がしますが、具体的にシングルversionとの違いがよくわかりません。演奏している人は同じようです。



4.未来ドライブ
 とてもリラックスできる曲です。ドライブしている時に、この曲を聴くと眠たくなってしまいそうです。
 Cメロは高い音程ですが、この曲のゆったりとした雰囲気を壊すことなく、あいりが無理せずに脱力した感じで歌ってくれています。


 このタイプの曲は、やはりライブの前半に演奏されることになるでしょう。



5.BELIEVE★★★
 初めて聴いたときは、よくある「頑張っていこう!」系の元気ソングという印象でしたが、歌詞カードを見ると、ある特徴に気が付きました。
 言葉の表示方法がゆる〜いのです。眼差し→「マナザシ」、魅力的→「みりょくてき」、美意識→「びいしき」、理想→「りそう」など、漢字表示を敢えてひらがなやカタカナで表示することで、本来の言葉の持つイメージを少し柔らかく伝えてくれます。
 「みんな頑張りすぎるから、もう少し肩の力を抜いて、楽に行こうよ!」といったメッセージが込められているような気がしました。全力疾走しないところが、1曲目のFEVERとの共通点だと感じました


 アンコール2曲目(本当に最後の曲)で演奏されそうですが、新曲ですので、ライブ前半に演奏されると予想します。



6.夏の星空
 やさしいメロディに心が洗われます。1stアルバム収録の星の羊たち君がいればなどのように、ライブの中盤で「しっとりと聴かせる曲」およびアンコールで「静かに締めくくる曲」になっていくことでしょう。


 Buono!の曲は、「1人で歌う」または「3人で歌う」のが一般的ですが、この曲は「2人」で歌っています。
 Aメロでは、まず「みやあいり」が歌います。2人はもともと声質が似ていますので、相性がとても良いです。聴いていて、とても心地よいです。


 そしてBメロ前半は「ももあいり」、Bメロ後半は「みやもも」と続きます。
 「ももあいり」「みやもも」の組み合わせも、なかなか良いです。お互いの声を聴きあいながら、メロディをていねいに歌おうとしている雰囲気が伝わってきます。ライブでこの曲を聴いたら、100%涙が出ると思います。



7.Never gonna stop!
 You-Tubeで何回も聴いていたので、CDで聴いても新鮮な感じはしませんでしたが、「Buono!は単なるアイドルではない。ロックアイドルだ!」と強く感じました。


 この曲は、ミニアルバムを聴くまでは、ライブの1曲目に演奏されると予想していましたが、ライブの後半戦の1曲目の生バンドが登場する時に演奏されると思います。



●今回のミニアルバムは、1年前のpartenzaのような、テクノサウンドやソロ曲はありません。とてもシンプルな作りになっています。でも、3人の歌唱力・表現力が素晴らしく豊かになっているので、とても楽しめる内容でした。

●Berryz工房「Lovin you Too much」をスマホで弾いてみた

 7/25に発売されたBerryz工房の29枚目シングル「cha cha SING」のカップリング曲「Lovin you Too much」は、初めはあまり強い印象はなかったです。


 しかし、8/5のハロコンBerryz工房の生のパフォーマンスを見て、佐紀ちゃんのラップが上手すぎて、カッコ良すぎて感動しました。


 さらに8/9に公開されたMVを見て、0:51あたりで、佐紀ちゃんみやにフォークで食べさせてもらうシーンに魅かれました。佐紀ちゃんは食べ物の方を見ないで、みやの目をじっと見つめています。かなりの親密な関係がうかがえます。(やはり二人は付き合っているのでしょうか?)


 また、1:14あたりでりさこが、「君に本気で夢中じゃん」と歌うところで、佐紀ちゃん熊井ちゃんに見守られながら、笑顔でカメラに向かって指をさします。一瞬しか映りませんが、とても自然なりさこの表情に癒されます。

 
 このような経緯を経て、自分のお気に入りの曲になりましたので、スマートフォンで弾いてみました。




 これまで、Buono!「初恋サイダー」や真野ちゃん「ドキドキベイビー」などを耳コピをして、スマホで弾いてきました。比較的スムーズに耳コピできました。


 しかし、今回の耳コピは難しかったです。
 特に、Aメロの「寂しい夜にも慣れちゃった」(りさこパート)とサビの「フッたりしたら許さない」(ももちパート)の所の音程が難しかったです。耳コピするのに合計5時間くらいかかりました。
 また、今回の映像の撮影は50回くらい撮り直しました。となりの鍵盤をタッチしてしまい、違う音を引いてしまうミスが非常に多かったです。

 
 このような苦難も、あまり苦労だとは感じませんでした。好きなことをやるということは楽しいですね。

●ピースあいち開館5周年特別企画 丸木位里・丸木俊「原爆の図展」へ行った

現在、ピースあいちにて開催されている企画展に行ってきました。(2012.7.28〜8.31まで)



 夫の丸木伊里さんは風景画家。妻の俊さんは人間画家。原爆投下の直後に、広島へ行き、被爆して傷ついた人々の群れの中をさまよい歩き、救出にあたった体験をもとに1949年から30年かけて15部の作品を描かれたそうです。

 通常は、丸木美術館(埼玉県東松山市)に展示されているのですが、この夏、ピースあいちが第5部の「少年少女」と第12部の「とうろう流し」をお借りして、展示していただきました。



◆第5部「少年少女」(1951年)
 上のチケットの写真には、ほんの一部しか映っていませんが、実物は畳×8枚くらいの大きな絵です。そこに被爆した少年少女が数十人描かれています。死体となって積み上げられていたり、息絶え絶えになっていたり。迫力と不気味さを兼ね備えるその絵から、その場の空気感が伝わってきます。自分に向かって、生暖かい風が吹いてくるようでした。
 

 母親に連れられて見学に来た小学生(3年生くらい)が、「わーーキモい!」と言っていました。原爆の物理的な構造や、原爆が落とされた理由など知らない子どもさんにも、「原爆が落とされたらどうなるか」ということをこの絵はストレートに伝えてくれているようです。


◆第12部「とうろう流し」(1969年)
 こちらの作品は、赤や青などの色が使用されています。とうとうの火の赤色の中に、亡くなった人や残された人の悲しみ、未練などがいっぱい詰まっているようでした。こんなに悲しげな赤色を見たのは初めてでした。
 とうろうに書かれた、「お母さん」「おとうさん」の文字も悲しく見えました。
 なんとも後味の悪い絵でした。だからこそ素晴らしいと言えるのでしょう。


●関心のある方は、ピースあいちへ足を運んでみてください。この2作品はピースあいちの3階に展示されています。2階では、丸木夫婦のインタビュー(約10分)や、丸木美術館学芸員の方の解説(約1時間)をDVDで見ることができます。2作品を見る前、または見た後にDVDをご覧になると、さらに理解が深まると思います。

●ヒロシマ原爆の体験者の語りを聞いた

 昨日、愛知県名古屋市名東区にあるピースあいちにて14:00より戦争体験をされた方の語りを聞いてきました。
 お話して下さったのは、鬼頭駿(きとうすすむ)さん。現在82歳。
 全部で50人くらいが参加し、小学生も10人くらいいました。


 鬼頭さんは、ご自身で書かれた複数の絵を紹介しながら以下のように話されました。

・養成工として採用されて名古屋の工場で働いていたけど、空襲で工場が焼けてしまい、昭和20年3月に広島の工場で働くことになった。


・広島に来た3月から8月6日まで、広島では空襲警報は一切なかった。日曜日には厳島神社へ行ったり、アイスクリームを食べたりして普通の日々を送っていた。


・8月6日はいい天気だった。工場にいたら(爆心地から5km地点)、B29が一機だけ飛んで来た。以前、名古屋でも同じようなことがあった。一機だけ来て、翌日にB29が沢山来て空襲があった。だから「明日、空襲があるぞ」と思った。


・するとその時、南の窓から閃光が。次に衝撃と爆風があった。空を見ると巨大な真っ赤なドーナツ状の雲が浮かんでいた。キノコ雲は有名だけど、キノコ雲になる前には、赤かった。赤いドーナツ状の雲から1分たらずで、キノコ雲に変化していった。


・工場の従業員は、軍の管理下で、被爆した市民救援に行くことになった。救援場所へ向かう途中、ボロボロの人たちとすれ違った。やけどした人もいた。その人は、ひじから手の先を地面と平行にして上げたままにしていた。(ぶらんと手を下げると痛いから)


・途中で黒い雨が降ってきた。2,3分雨にあたった。「黒い雨にあたってはダメだ」という人がいたので、雨にあたらない場所に避難した。


・救援場所に着いたが、手ぶらで救援に向かったので、水を欲しがる人たちに水をあげることもできない。軽傷の人を川へ誘導してあげた。


・夜になると悲惨な光景が目に浮かんできた。とても怖い。翌日から9/3まで救援の仕事はあったが、体調が悪いという理由で行かなかった。


・大きな爆弾が落ちたのだから、中心地には相当大きな穴が開いているだろう。見てみたい。と好奇心が湧いたが、結局行かなかった。


・当時の強烈な記憶として残っているのは「匂い」だ。家屋が焼けた匂いや、人間がやけどをした部分が化膿した匂いなど。


 質問コーナーでは、鬼頭さんが悔いるようにこんなことを言われました。

「川にまでたどり着けない人は、防火用水の水を飲んでいた。どうせ死ぬのであれば、もっと水を飲ませてあげればよかったと、今でも懺悔をしています。」


●とても生々しいお話を聞かせていただきました。キノコ雲の前は、赤いドーナツ状の雲があったということは初めて知りました。原爆投下後の広島の町は、「怖くて救援の仕事に行きたくなかった。」と当時15歳の少年であった鬼頭さんが、感じるくらい相当悲惨な状態だったのだと思います。


●鬼頭さんの当時の同僚には、結核甲状腺に障害が出た人もおられるようです。鬼頭さんご自身は、これまでガンなどの健康障害はないそうです。家族にも、結婚する時にも自分が被爆したことは、長年黙っていたそうです。体には問題はなくとも、一番身近な人に、本当のことを言えない心の苦しみを経験されてこられたのでしょう。


●戦争は、人に何年もにわたって苦しみを強いることが、よくわかりました。戦争はもう二度と起こしてはいけないと強く思いました。