●Hello! Project 2016 WINTER 〜 DANCING!SINGING!EXCITING!〜1/17名古屋昼公演へ行った

 2016年のハロプロの現場活動は、ハロコンから開始です。
 名古屋は3公演あるのですが、1/17(日)昼公演のみ参加しました。
 昨年ファミリー席のチケットを購入した時に、「チケット代9,000円は高いなあ」と感じました。しかし本日参加してみて、ハロプロメンバーの歌・ダンスのレベルの高さやトークコーナーの面白さに感動し、予想以上の満足感がありましたので、十分に納得価格でした。


 個人的に特に印象に残ったのは以下の3点でした。
 ・カントリー・ガールスの新人 むすぶとやなみんは期待通り即戦力。
 ・かりんちゃんとめいめいのデコボコセブンティーは上手すぎる。
 ・野中チェルの左手の包帯が取れていて安心しました。


 以下、印象に残った点を書いてみます。

1.冬の名曲

 僕がハロプロの現場に参加したのは、2008年5月の℃-ute涙の色のシングルイベントでしたので、それ以前のハロプロの曲は生で観たことはないです。しかし、DVDやYouTubeなどで過去の映像を観たり聴いたりして、ハロプロの楽曲は名曲が沢山あると感じています。冬の名曲としては、ZYX白いTOKYOが挙げられると思います。
 今回のハロコンでは2曲目にこの曲をハロプロ研修生が、元気に再現してくれました。サビの最後の「今日もスキだよ」と「...ずっと大好き」は、加賀ちゃんと一岡ちゃんが担当。すごくさまになっていました。今年はこの2人が無事にメジャーデビューできることを祈っています。


2.NEXT YOU の実力

 Next is you!は、かなともが体調不良のため4人でのパフォーマンスでしたが、歌唱力のレベルの高さは各グループと比較しても一番光っていました。かりんちゃんの透き通った声と表現力は、ジュリンのほたる祭りの日の頃からずっと注目しておりましたが、さゆべぇの歌唱テクニックには改めて感動しました。Aメロの「どの子もみんなライバル」のところは、音程が上下して難しいと思うのですが、裏声を使いながら軽々と歌いこなしていました。マイクの持ち方も、握り締めるのではなく、そっと手を添えるだけのように軽くもっていて、体の一部であるかのようにマイクを自在に扱う姿は、圧巻でした。
 あーりーとゆかにゃも、しっかりと声が出ていて、誰かの所で歌の世界観が途切れることなく、4人の歌が自然につながっていました。またこの曲は激しいダンスですが、ピシッと揃っていました。ハロコンに初めて来た人は、特にこの4人のパフォーマンスに驚かれたことでしょう。ここに、かなともの艶のある力強い歌声が戻ってくることで、更にパワーアップすることを考えると、Juice=Juiceの単独ライブを観に行きたい気持ちが強まりました。(平日の公演が多いためなかなか行けず)


3.カンガルの新人の貫禄
 カントリー・ガールズには昨年、梁川奈々美ちゃんと船木結ちゃんが加入しました。研修生時代から目立っていましたが、歌もダンスもトークも安心して観ていられます。
 新人のトークコーナーで奈々美ちゃんは、「バラエティ番組などで芸人さんやアイドルが出ているけど、話し方や座り方などの立ち振る舞いがとても大切だと感じる。そういった視点で最近テレビを見るようになった。」といったことを言っていました。中学2年生で高い意識を持っており、会場のお客さんは皆、感嘆していました。ももちが教育しなくてもどんどん自分で成長していきそうです。
 結ちゃんは、体は小さいけれどダンスがダイナミックです。さらに表情も豊かです。笑顔はもちろんのこと、新曲のブギウギLOVEでは、大人っぽい表情もしっかりと表現できています。オープニングの負けるなわっしょい!のときに、ハロプロリーダーのまいみがセンターに来た時に、その左となりで堂々と踊っていました。10年後のハロプロリーダーになるかも。


4.シャッフル曲で個性を発揮
 昨年の夏のハロコンでは、確かシャッフル曲は無かったような気がします(あっても少しだけか?)。今回のハロコンでは、中盤に4曲披露されています。別々のグループからメンバーが集まり、少し懐かしい曲を演奏してくれると、観る側もとても新鮮な気持ちになれます。
 シャッフルコーナー1曲目は、タンポポBE HAPPY 恋のやじろべえ。かなり古い曲ですので、僕はほとんど知りませんでしたが、ほっこりする曲です。メンバーは、まいまい、ちぇる、りかこ、谷本あみちゃんの4人でしたが、アンジュルムのりかこをずっと見ていました。黄色の衣装も良かったですし、ダンスがとても綺麗でした。特に足のステップが軽やかで、心が晴れ晴れとした気持ちになりました。最近のアンジュルムでは力強いダンスをすることが多いですが、りかこの柔らかいダンスも、もっと見てみたいです。
 シャッフル4曲目は、W(ダブルユー)のデコボコセブンティー。この曲もほとんど知らない曲です。このミドルテンポな曲で、かりんちゃんとめいめいの持つ高い歌の表現力が存分に発揮されていました。個人的には、今回のハロコンで「もう一回聴きたい曲」の一位です。


5.既存の曲をバージョンアップ
 シャッフルコーナーの後は、あるグループの曲を別のグループが歌うコーナーでした。
 Berryz工房cha cha SINGこぶしファクトリーつばきファクトリーが歌いました。その時は何もわからなかったけど、よく考えてみると、「工房」と「ファクトリー」つながりでの選曲だったのだと理解しました。次に、℃-ute悲しき雨降りをJuice=Juice カントリー・ガールズが歌いました。ここまでは、単に「違うグループが歌ってるなあ」と見ていましたが、次のこぶしファクトリー念には念アンジュルムが歌い始めた時に、ハッとしました。ダンスや巻き舌などは、1.5倍。いや2倍くらいの迫力がありました。これまで後輩グループが先輩グループの曲を歌うことはよくありましたが、その逆を初めて見ました。既存の曲がさらに新しいものに生まれ変わったような気がしました。後輩の曲を先輩が歌うという試みは、すでに行われた来たことかもしれませんが、僕にとっては画期的なことに感じました。


6.短かすぎるダンス
 後半戦の初めに、ハロ!ステダンス部のパフォーマンスがありました。ダンスのうまいメンバーばかりですが、特にまなかんのしなやかなダンスが好きなので注目して見ていました。途中で「(カンガルの)ちーちゃんってダンス部に加入したんだっけ?」「ちーちゃんは、いるかな?」と探していたら、パフォーマンスが終了してしまいました。練習時間の制約や、メンバーの体力の問題もあるでしょうが、もう少し長く観ていたかったです。


7.最初から最後まで涙
 通常、ハコロンを観戦していてあまり涙は出てこないですが、今日は随所で泣けました。
 1曲目の負けるなわっしょい!で大勢のパフォーマンスに圧倒されて涙。
 2曲目の白いTOKYOの懐かしさと、ハロプロ研修生の全力のダンスに涙。
 3曲目のNext is you!。Juice=Juiceは、ハロプロでは4番目の序列のグループにかかわらずトップレベルの実力に涙。
 後半のカントリー・ガールズ愛おしくってごめんねは、ただただ幸福感に溢れて涙。
 モーニング娘。’16のENDLESS SKYでは、りほりほがいなくても、小田ちゃん、まーちゃん、だーいしなどが立派にグループを守り、新たに進化し始めている姿に安心して涙。
 アンジュルム友よの終わりの方の「さよならじゃない そうバイバイだ!」の歌詞の字幕を見た瞬間に涙。
 ラストのH.P.オールスターズ)のALL FOR ONE & ONE FOR ALL!に込められたメッセージがまったく色あせていないことに気づき涙。(つんく♂さんは、ほんとにすごいです)
 などなど、たくさんの感動をいただきました。素晴らしいハロコンをありがとうございました。