矢島舞美主演 「ブラック・エンジェルズ」を観た

先日の「携帯彼女」に引き続き、「ブラック・エンジェルズ」を観ました。

平松伸二先生の原作は、小学生の頃リアルタイムで読んでいました。週刊少年ジャンプで連載が始まった時の衝撃は今でも覚えています。なんて恐ろしい殺し方なんだと。今回観たDVDも、原作のダークな雰囲気がうまく表現されていたと思います。


・主演の矢島舞美さんは、前作「冬の怪談」からさらに女優力が増しております。彼女のことを知らない人がこの「ブラック・エンジェルズ」を見たら、アイドルだとは決して思わないでしょう。

1.アクション
「冬の怪談」の時も、蹴りなどのアクションシーンはありましたが、今回はさらにパワーアップしています。チャイナドレス姿の矢島さんは、足を頭上高く蹴り上げたり、腕や首をひねったりして、どんどん敵を倒していきます。一流のアクション映画観ているかのような緊迫感がありました。↓アクションシーンは予告編で少し見られます。
http://www.geneonuniversal.jp/movie/sp/blackangels/index.html


2.セリフ回し
セリフの量は少ないですが、低いトーンで落ち着いて話しています。暗い過去を持つ女という役を上手く表現しています。


3.表情
笑顔は一切ないです。悲しげな表情、怒りの表情、無表情が中心です。
特にラストシーンが秀逸でした。もう一人の主演 落合モトキ君から「お前も俺と同じブラック・エンジェルだ」と言われた直後です。物憂げな表情に引き込まれてしまいました。


●その他の出演者もいい味を出してくれています。佐藤二郎さんは悪い人の役ですが、あの独特な話し方で名演技を見せてくれています。またNHK『高校講座日本史』や「浜名湖自動車学校」のCMに出演の桐島里菜さんは、父親に少し反抗している女子高生役でとても初々しい演技です。
●続編を期待します。