まじですかスカ！のラストポーズが凄い

先日、モーニング娘。がNHK MUSIC JAPANに出演し、45枚目のシングルまじですかスカ！を披露してくれました。

・4人の新メンバーのうち特に注目したのは広島県出身の鞘師里保（さやしりほ）ちゃん。以前からダンスが上手だと評判は聞いていましたが、2分弱という短い演奏時間の中でも上手さが光っていました。

１．まず、2人ペアになって手を合わせる直前のシーン

・↑左から3人目の黄色服が里保ちゃんです。そんなに踏み込んだら体勢が低くなってしまい、高橋愛ちゃんと手を上手く合わせられないのではないか？と思いましたが、そんなことお構いなしに左ひざを大きく曲げて、ググッと深く踏み込んでいます。とても美しく見えます。この直後に、ひざを伸ばして愛ちゃんと手を合わせています。

２．そして最後のポーズのシーン

・↑歌い終わり、伴奏に合わせてダンス。最後は上に挙げた右手を降ろしていきます（時計の針が12時から6時に動くように）。里保ちゃん以外の8人が手を下に降ろし切ってしまっているのに、里保ちゃんだけは、まだ半分降ろしただけの状態です。↓

・これはどうしてなのでしょうか？これは私の個人的な見解ですが、彼女はギターの伴奏をしっかり聴きながら踊っているのではないかと思うのです。「まだギターの音が鳴っている。だからここは、まだ踊るところだ。」といった風に考えながら踊っていたように見えました。
・これはとても素晴らしい姿勢だと思いました。振付けられたダンスをただ単に踊るのではなく、音楽を聴き→それを解釈しながら→ダンスで表現する。里保ちゃんには、ものすごい潜在能力を感じました。更なる成長を期待しています。