●ハロプロ天国 〜ファンキーちゃん〜1/15名古屋公演に行った

 1/14のロックちゃんに続いて、1/15はファンキーちゃんへ行ってきました。

 twitterアップフロントきくかわさんが、新成人の4人(真野ちゃん佐紀ちゃんまいみ・ももち)が中日スポーツの取材を受けたと言われていたので、会場へ行く途中で購入。記事には、1/14のコンサートで成人式が行われたことや4人の抱負が書かれていました。


ももち「ライバルは芦田愛菜ちゃんなので、負けないくらい、かわいく若くいたいです。」
佐紀ちゃん「肉じゃがを一人で作れるようになりたい。」
まいみ「大人っぽい表現ができるようにカービーダンスを始めました。」
真野ちゃん「お母さんを温泉に招待したい。」
 とのことです。それぞれの個性がよく表れたコメントだと思います。中日スポーツさん、記事にしていただきありがとうございます。
 


 さて、コンサートの感想ですが、前日のロックちゃんと比較して、ハロプロパワーがさらに増したようでした。特にダンスの実力が全体的に高くなっていることを感じました。


1.宮本佳林ちゃん
 前日は、かりんちゃんがいることに全く気がつきませんでしたが、エッグメンバーを観察していたら、かりんちゃんを発見しました。2010年の舞台「三億円少女」で好演した彼女を見て以来でしたので、当時の面影はあまりなく、身長も伸び、大人の女性に成長していました。
 本公演に参加したハロプロエッグのメンバーはマイクを持っていない。まだ歌わせてもらうことができません。だから、ダンスに集中することができます。6人とも高いレベルのダンスをしていました。即戦力と言っても過言ではないでしょう。中でも群を抜いていたのが、かりんちゃんでした。
 動きが、ダイナミックで躍動感のあるダンスでした。単なるオーバーアクションではなく、リズムをきちんと感じながら踊っているように見えました。真野ちゃんドキドキベイビーの時には、ノリノリで左右に思いっきりステップをするので、他のメンバーよりも大きくスペースを使います。自分の立ち位置からズレると、瞬時にジャンプしてすぐに元の位置に戻っていました。ダンスに没頭する一方で、とても冷静は判断もしているなあ。と感心させられました。
 かりんちゃんからは、「この曲が終わったら、私はもう倒れてもいい!」といった気迫を感じました。今後は、モーニング娘。などのユニットに加入するのか? ソロデビューするのか? いずれにしても楽しみな存在です。


2.りほりほとだーいし
 愛の園〜Touch My Heart!〜(モーニング娘。おとめ組)。は、あぁ!の頃からのベテラン2人(れいな・みや)と、若手2人(りほりほ・だーいし)の共演です。昨年、モーニング娘。の春ツアーで見た、愛ちゃん・ガキさん・りほりほ3人のMoonlight night 〜月夜の晩だよ〜に匹敵するほどの迫力あるダンスでした。
 れいな・みやには申し訳ないですが、りほりほとだーいしに視線が行ってしまいました。2人は遠くから見ると、良く似ていて見間違えてしまうこともあります。しかし、似ているからこそ、よりダンスがシンクロして見えます。美しい芸術作品を観た感覚になります。
 今まで、ダンスの上手なメンバーは沢山いましたが、一緒に踊って奇麗に見える組み合わせは無かった気がします。この2人は身長が似ているだけでなく、ダンスのキレも似ています。今後、モーニング娘。のコンサートで2人のダンスバトルなどを見てみたいものです。


3.えりぽん
 ステージ上だけでなく、ひな壇で全力投球なメンバーが何人がいます。中でも、えりぽんが目立っています。フリコピいつもやっています。観客に向かって踊るだけでなく、自分の近くに歌ってるメンバーが来るとそちらの方を向いて踊っています。きっと歌ってるメンバーも喜んでいると思います。
 ひな壇にいる時でも、ただ座って聞いているだけでなく、思いっきり楽しむ姿は見ていて元気をもらえます。モーニング娘。コンサートへ行ったら、りほりほ・だーいしだけでなく、えりぽんにも注目したいです。


4.りなぷー
 昨日の記事では、チョトマッテクダサイでのりなぷーのダンスが少し遅れ気味だと書きましたが、この曲のダンスは遅れることなくきちんと踊っていました。この曲はYouTubeにダンスレッスンの風景がアップされいましたので相当練習したと思います。練習を積めば出来る子なのでしょう。


5.君は自転車 私は電車で帰宅 をまた聞くことができた
 この曲を歌う直前の紹介で、「ニューシングル」だということを初めて知りました。アルバム収録曲かと思っていましたので、驚きです。つんくさん、バラードで勝負してきましたね。
 前日もこの曲を聴いているので、少し余裕が出てきて、歌詞に注目することができました。

手をつないで彼と駅まで来た→ 間違えて冷たい缶コーヒー買ってしまった→ とりあえず1本電車を見送る→ 次の電車には乗らないとヤバイ→ 駅のホームで電車を待つ彼女→ 電車が来る→ 電車に乗る→ すぐ向かいのドアへ→ 電車が出発→ 自転車で追いかける彼→ 青信号でなんとか付いてくる彼→ しかし、小さく離れていく彼→ 彼には幸せをもらった

 といったストーリーだったと思います。とても悲しげなメロディーなので、別れのラブソングかと思いきや、歌詞を見てみると、学生カップルが下校する日常を描いた内容でした。
 「彼と話していると楽しくて、1分1秒でも長く一緒にいたい。交通手段が彼と一緒ならもっとたくさん話ができるのに、もうここで彼とお別れしなければならない。」といった女子の切ない気持ちがよく表現されていると思いました。客観的に大人の立場からみれば「明日また学校で会えるから、別にいいじゃん。」と思いますが、人の気持ちというものは、そう簡単に割り切れるものではないですね。
 一方で、自転車で電車を追いかける男子も、大人から見れば無謀な行動に見えます。電車なんかに追いつける訳がありません。しかし、この彼も彼女と別れたくないのでしょう。歌詞の中で彼女が「君はどんな気持ちでいるの?」と問かけていますが、きっと彼も彼女と同じ気持ちなのでしょう。
 大人になると恋だけでなく、いろんなことに計算、打算をするようになりますが、この歌は若いころの純粋な気持ちを思い出させてくれます。若い人には物足りない曲かもしれませんが、30歳代以上の人にはグッとくるものがあるのではないでしょうか。


6.さわやか五郎さんとみや
 ファンキー大喜利というコーナーでアフロヘアーにでっかいサングラスをかけたさわやか五郎さんが登場。「みやびファンキーしてるかい?」と話しかけていました。みやに絡むのがお約束なのでしょうか。
 コーナーのテーマは「超天才赤ちゃんが初めて喋った言葉」。めいめいやかにょんなどが答えました。それぞれの答えに対するツッコミが面白かったです。さすがお笑い芸人です。最後はみやでした。「ばぶー って言ったら何かくれるの?」 と生意気っぽく言うみや。本当はこんなことを言うような人ではないのですが、イメージ的に言わされている感が、なんともよかったです。
 コーナーの終わりに、五郎さんが「みやびとか言ってるけど、裏では一回も話したことない。目も合わせたこともない」と言ってました。シャイな人なのですね。


7.まあさ 
 前半にもしも・・・をオリジナルメンバーとは違うメンバーが歌いました。その一人がまあさでしたが、ちょっとスリムになったように見えました。今年20歳になるまあさ。ますます奇麗なお姉さんになっていくことでしょう。


●ロックちゃんもファンキーちゃんもとても楽しめるコンサートでした。合計4時間にもわたるプログラムを正月・毎週末、こなしてきているハロプロメンバーの体力・精神力は素晴らしいです。