人間環境大学で学ぶ

・愛知県岡崎市にある人間環境大学には、社会人でも受講できる「公開講座」というものがあります。
・環境経済や環境倫理など、とても興味深い講座がありましたので今月から受講させていただいております。教授の話を聞き、ノートを取っていると、学生の頃を思い出します。
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・学生の頃は、意欲がほとんどありませんでした。教室では後ろの方に座り、出席確認をしない講座はほぼ確実に欠席していました。学ぶというよりも、単位を取得できれば良いと考えていました。とても不真面目な学生でした。
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・しかし、今は、学生の頃と明らかに違う点があります。それは意欲です。今回は自分の興味のある内容の講座を受講していますので、自然と前の席に座っています。教授の話が面白く感じます。さらに講義の後、教授に質問をしています。こんなことは学生時代には考えられませんでした。学ぶことの楽しさを毎日感じています。


●この人間環境大学で、いいなぁと思ったことが4つありました。
1.環境が素晴らしい
・通常は、名鉄本宿駅から専用バスで大学へ行きます。私はバスに乗らずに歩いています。本宿駅がすでに自然のある所にあり、そこからさらに山を登っていくので、かなり自然の中へ入っていきます。
・キャンパス内の空気がおいしいです。鳥のさえずりも聞こえてきます。こんな所で4年間も勉強できる学生さんたちは幸せだと思いました。
・校舎から景色を写してみました。小学校が見えます。

・山のに混じっても見えます。


2.職員さんの対応が素晴らしい
・初めて行った時も、笑顔で受付まで案内してくれました。質問にも丁寧に答えてくれます。わからないことばかりの新一年生の皆さんも、職員さんが親切な対応をしてくれるので、きっと安心して大学生活をスタートすることができていると思います。


3.食堂が充実している
・定食が、たったの350円で食べられます。この値段にしては味もなかなかのものです。からあげ定食などの定番メニューから日替わりのメニューもあります。麺類、どんぶり類もあるので、当分は飽きないと思います。


4.図書館が充実しまくっている
・まず驚いたのは、岩波文庫の多さ。ざっと数えて2,500冊以上あります。その他、講談社学術文庫ちくま文庫も数百冊あります。
・専門書も環境関係はもちろん、経済、哲学、心理学、世界史、日本史など充実しています。私が館内の端末で検索してみた本は、ほとんどありました。
・新聞も主要5紙が揃っています。(日経・読売・朝日・毎日・中日)
学術書だけでなく、小説もあります。(村上春樹1Q84や、宮部みゆき綾辻行人など)
・勉強したい学生さんにとっては申し分ない環境だと思います。


●この人間環境大学には、基礎心理学、人間関係論、環境保全論、環境経済学環境倫理学、など、「人間」「環境」に関連した講座が盛りだくさんです。今後は、人間や環境に関して考えることができる人材が重要になってくると思います。来年進学される高校生の方は、この大学を候補の一つとして検討されてみてはいかがでしょうか。