物静かなMステ
録画していたミュージックステーションを観ました。
いつもと違い、オープニングでB'zの曲が控えめに流されて、エンディングも静かに終わりました。
出演者の服装も黒や白系統が多かったです。
●オープニングのFUNKY MONKEY BAYBYSは、「あとひとつ」を涙を流しながら熱唱してくれました。
●タッキー&翼の「愛はタカラモノ」は、とても力強いダンスパフォーマンスでした。
●番組の中で、出演されていないアーティストからのメッセージも紹介されました。
(SMAP、aiko、福山雅治、ゆず、浜崎あゆみ、ドリカムなどなど)
アーティストの皆さんそれぞれが素晴らしいメッセージでした。
なかでも一番いいなと思ったのは、倖田來未さんのメッセージ。
みんなの笑顔が、
みんなを笑顔にする、と思います。
その笑顔が一つでも生まれるよう、
私はみんなに歌を届けたいと思います。
愛を込めて。
倖田來未
飾らない表現の中に、温かい気持ちが込められています。
Mステのホームページでは、長い文章ver.が掲載されていますが、番組で紹介されたこの5行のメッセージのほうがストレートに伝わるのではないかと思います。
彼女が長年、第一線で活躍されている理由がわかった気がします。
●そして吉井和哉さんは、「FLOWER」を歌う前にメッセージを贈られました。
「一人でも多くの皆さんの心に花が咲きますように」と。
吉井さんやバンドメンバーの思いが一杯詰まった演奏にTHE YELLOW MONKEY時代の「JAM」を思い出しました。
●その他、JUJUさん、CHEMISTRYさん、NYCさん、ふくい舞さんの歌も被災地の人たちへの元気・勇気になったと思います。(まだテレビを観られない人も多いとは思いますが)
◆Mステを観ていて思ったのですが、
「歌の力」は確かにある。
でもその力の源は、歌だけではない。
歌を一所懸命に歌うアーティストの姿、すなわち「今できることをやる」というひたむきな姿に、元気・勇気を与える力がみなぎっているのではいか。と思いました。
そうだとすれば、被災地の人のために何ができるか?
それは、今自分のできることを一所懸命やることなのでしょう。