●℃-uteコンサートツアー2014春〜℃-uteの本音〜 4/19 名古屋公演へ行った

 先日、日本特殊陶業市民会館フォレストホールで行われた℃-uteのコンサートへ行ってきました。夜公演だけの参加でしたが、5人の全力の歌とダンスに魅せられて、たっぷりと楽しませてもらいました。
 会場の入口でこんなチラシをもらいました。℃-uteと靴メーカーがコラボして作ったシューズのようです。実際にメンバーが後半のステージで履いて歌っています。とてもダンスがしやすいそうです。


1.名曲ぞろいのカップリング
 最近は、℃-uteのCDはアルバムしか購入していないので、シングル曲はあまり詳しく知らないです。ましてやカップリングは、コンサートで初めて聴くことが多いです。今回のツアーでも「知らない曲」がいくつかありまして、後で調べたらカップリングでした。今回のツアーで特に印象に残った曲の感想を書いてみます。

地球からの三重奏
 この曲は「Crazy 完全な大人」のカップリング。前回のツアーで初めて聴きました。まいみあいりちさとのハーモニーがとても美しいです。サビの歌詞で「毎朝ありがとう」「毎朝笑顔で」「人間ってやっぱり」と歌っているバックで、「ララ ララ ララ」のコーラスがとても心地良いです。幸せな気分になって涙が出てきました。


あったかい腕で包んで
 「悲しき雨降り」「アダムとイブのジレンマ」のカップリング。この曲はコンサート中盤のトーク終了後、メンバーが座ったまま歌い、客も座ったまま聴くという形式で演奏されました(これはなかなか新鮮だ)。
 歌詞にも出てきますが、ボサノバ調の曲です。息を少し出しながら歌う方法で、ずいぶん大人っぽく聴こえました。歌い方はすごく研究していると感じました。℃-uteの新境地を開拓した曲と言えます。


誘惑の休日
 ピアノ伴奏の旋律がとても印象的なこの曲は、「都会の一人暮らし」「愛ってもっと斬新」のカップリング。前半はアニメのオープニング曲にしても良いくらいのカッコ良い曲調なのですが、サビになると急に明るく可愛らしい曲調になり、雰囲気ががらっと変わります。1曲で二度楽しめる構成になっています。


甘い罠
 2009年9月発売の「EVERYDAY絶好調!!」のカップリングです。5年も前からカップリングに名曲が誕生していました。エレキギターが全般にわたって大活躍しており、ロック感満載の曲です。ダンスも魅力的です。前奏や間奏の投げキッスをする振り付けや、サビの「恋をしているときづかない」「最初はミスして良いのだし」のところで、顔の前で両手を可愛らしくクルクル回すところなど、見所がたくさんあります。

 
 以上のように、℃-uteのシングルのカップリングには名曲が沢山あることに改めて気づかされました。最近、℃-uteのファンになった人で、初めてコンサートに来た人も「こんないい曲があったのか!」と感動していることでしょう。


2.キャンパスライフのソロ
 なっきーは、少し声の調子が少し悪そうでしたが、ダンスでは首を大きく振り髪をブルンブルンしながら、歌いきってくれました。なっきーコールが会場中に響きわたりました。
 2010年4月に発売されたこの曲は、℃-uteの中で私の一番好きな曲。他のメンバーのソロver.も聴いてみたいです。


3.イスとポール
 会いたい会いたい会いたいなでは、椅子を使い、Crazy 完全な大人では、ポールを使ったパフォーマンスを見せてくれました。
 反対向きに椅子をまたいで座ったり、椅子に手をついてお尻を突き出したりして、セクシーなダンスです。MCで誰かが言っていましたが、椅子から起き上がる時に、椅子がひっくり返らないように力を加減することが難しいようです。
 一方、ポールを使ったパフォーマンスでは、まずエロティックな衣装が目に止まりました。黒いミニスカポリスというか、レイザーラモンHG風というか、言葉ではうまく表現できないのですが、テレビには出られないくらいの過激さがあります。
 ポールは、ステージの左右に1本ずつ固定されています(高さ3メートルくらい)。なっきーまいまいが腕や足をからみつける様が、とてもセクシーでした。最終的には、ポールの上の方へ上がっていき、足だけをポールにからませて、体を逆さまにしました。すごいことができるものだと感心しました。かなり練習をしたことでしょう。擦りむいたりしたこともあったのかもしれません。とにかく、あっぱれです。


4.まいみとまいまい
 MCでまいみが、シングル「君は自転車 私は電車で帰宅」のヒット祈願で、静岡の久能山東照宮まで自転車で行った時のエピソードを話してくれました。自分で道を調べて目的地まで行くことになっていたようです。スタッフさんが全然サポートしてくれないので、横浜あたりで心が折れそうになったとのこと。目的地に到着して、1159段の階段を登りきったけど、実際はもっとたくさん登ったようです。
 何故なら、スタッフさんからの指示で、階段を登っていくカットを取り直したから。疲れきっている状態にもかかわらず、スタッフの指示に快く応じていた、まいみの話を聞いて、まいまいが「前から言ってるけど、まいみちゃんについて行こうと思う」と言っていました。2人はとても良い関係ですね。


●今回は、アイドルっぽい曲よりも、ロック調の曲が多かったような気がしました。最近の℃-uteの曲の傾向なのでしょう。可愛い路線よりも大人っぽい路線を重視してきているのかもしれません。
 Berryz工房は、4月4日にりさこが20歳になり、全てのメンバーが成人となりました。よって、大人っぽい路線で進むことでしょう。
 一方、℃-uteは、4月12日にあいりが20歳になりました。しかし、まだ2人は10代です。大人と子どもが共存する℃-uteが、どのようにプロデュースされていくのか、この1、2年がとても楽しみです。