●海外難民救援キャンペーンへ募金をした

 
3/18(日)〜3/22(木)の5日間、毎日新聞南スーダンの現状が報告されました。
これらは写真付きの記事となっており、痛々しい気持ちで読みました。



■見上げている男児(写真右上)
 生後数か月とみられるポール君は、襲撃事件のあった村で国連職員に保護された。家族も名前もわからないので、病院職員がポールと名付けた。
 頭部には刃物で切られたような10cmほどの傷があるが、どういう経緯で傷をつけられたのか不明。国連のまとめによると南スーダンでは、7人に1人の子どもが5歳の誕生日を迎えることができないそうです。


■杖をついている片足の少年(写真右下)
 ステファン君(6歳)は、乗っていたバスが地雷被害に遭って、左足ひざ下を失った。義足を付けるためには関節を柔らかくしないといけない。リナビリセンターで左ひざをマッサージしてもらうとき、小さな体で歯を食いしばって痛みに耐えている。自分のようにけがをした人を助けるために医者になるのが将来の夢だそうです。
 NGO地雷禁止国際キャンペーンなどによると、2005年の内戦終了後、国連が中心となり地雷を約3万個を除去した。しかし、どこにどれだけ埋設されているか全体像が把握できていないようです。2009年には9人、2010人には25人が地雷被害で死亡したとのこと。
 

■笑みを失った子(写真中央下)
 アマリちゃんは、重度の下痢のために笑顔が消えた。南スーダンでは不衛生な水しか飲むことができないようです。


■水をくみ上げる少年たち(写真中央)
 昨年、東アフリカ地域では、大干ばつに襲われた。南スーダン東エクアトリア州のロミン村でも、9つある池のうち2つしか水が残っていない。気温42度の昼下がり、少年たちや女性たちがバケツリレーで水を運ぶ。水草の隙間からのぞく水面は深緑色だそうです。

 日本のNGO「難民を助ける会」など各国の団体は、清潔な水を提供するために、井戸を掘る活動を行っている。しかし、水脈が枯れるケースも多いようです。


■路上生活をおくる少年(写真左上)
 チャールズ君の父親は武装勢力の一員であったが行方不明となった。母親の仕事や家を出た理由を聞くと、口をつぐんだ。レストランの残飯で食いつなで、体は川で洗う。友達を一緒にいた方が楽しいと言う。現地で活動するNGO関係者によると、ストリートチルドレンは8,000人以上になったと推計。

 加えたペットボトルには、ジェル状の物が入っている。それは接着剤。幻覚作用がある。日野愛子JCCP在南スーダン代表は、「薬物は、過酷な路上生活から目を背けるためなんです。」と彼らの気持ちを代弁されました。



●以上のような記事を読むと、豊かな日本に住んでいては想像できないことが、南スーダンで起きていることがわかります。記事の最後に救援金募集のお知らせが掲載されていました。少しでも力になりたいと思い、さっそく郵便局から送金しました。私のこのブログを読んで、同じような気持ちになられた方が一人でもいらっしゃれば嬉しいことです。


 <送金先>
  〒530-8251
  大阪市北区梅田3の4の5
  毎日新聞 大阪社会事業団「世界子ども救援金」係
  (郵便為替 00970・9・12891)


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  郵便為替 or 現金書留 or 直接持参
  (物資の受付はしていない)