●Buono! LIVE2012"R・E・A・L" 東京 夜公演2/25 千秋楽へ行った

昼公演はスタンディングでしたが、夜公演は2階ファミリー席での観戦です。


1.謎の展示物
 開演前に、グッズ売り場を見ていたら、水色のカッコ良いBuono!ギターが展示されているその隣に、粘土細工のようなものがあるのに気付きました。約30cm四方の透明プラスチックケースの中に5cmくらいの生き物が3体。一つには、すーさんと書いてありました。「一体これは何だろう?」と疑問。
 後で気付きましたが、これはDVDマガジンvol.11のゲームで使用したコマなのですね。まだ観ていないので、すぐにわかりませんでした。それにしても、売り物でもないのに、どうして大切そうにケースにまで入れてグッズ売り場に飾ってあったのでしょうか?謎です。


2.R・E・A・Lトーク
 トークのテーマは「最近、リアルに嬉しかったこと」
みや
 「今回のライブでは、前半からドルチェと一緒にステージに出られて嬉しい。」とのことです。これまでは7人で最初に気合い入れの掛け声をやって一旦、ドルチェと離れてしまうけど、今回は掛け声をやったあとで、すぐそばに居てくれるので嬉しいようです。みやとしては、たくさん人がいた方が安心できるのかもしれないですね。


ももち
 「リハーサルで初恋サイダーの最初の歌い出しのところを歌ってみたことがあって、そうしたら急にピンスポットが当たって、ejiさんも伴奏を弾いてくれて嬉しかった。」とのことです。私もあいりのように素晴らしく歌えるんですよ〜。とアピールして一人で盛り上がっているももちに対して、「すごいねー!! ライトの力は。」とみやが落として笑いを取っていました。


あいり
 ももちの話の流れで、「あいり、この最初の部分緊張するでしょう?」とももちに聞かれたあいり。「いやーっ、緊張するよ。そこ違う音出しちゃったら、ある意味リアルでしょう。」と答えるあいり。「ある意味リアル」というのは、「マジで、しゃれになんないでしょう」という意味でしょう。


3.ソロMC
 ももちが担当しました。要約すると
・小6の時にタイムカプセルを埋めたんです。
・それを二十歳になったので掘り出した。
・「アイドル頑張ってね。」と書いてくれた色紙が入っていた。嬉しかった。
・新たにタイムカプセルに埋めるために「30年後の50歳のももちへ」という手紙を書いた。
・その手紙を朗読するももち。ejiさんが即興でBGMをつけてくれた。
→ 手紙の内容は後日発売のDVDをご確認ください。みややあいりについても若干触れていました。ももちは自分自身のことを大切にしている子だなあと、つくづく感じる内容でした。ももちが50歳になる時には、私は70歳を超えています。それを考えると少し切なくなりました。


4.Rock'n Buono!5へ向けて
 後半のMCで、ももちが「まだあるかどうかわからないけど、あるとすれば8月にはロックンボーノ5がある。スタッフさんに決められてしまう前に、自分たちでサブタイトルを考えよう!」と提案。
 みやもあいりもなかなかいいタイトルを思いつかないでいると、ももちがこんな案を出しました。ちょうどその頃は、みやが20歳になるのにちなんで、「じゃあー、夏焼・かば焼き・もんじゃ焼的な? 夏焼・かば焼き・お好み焼的な? どう? どう?」 完全にももちペースでした。
 結局、Rock'n Buono!5へ向けて、あいりがセトリ担当。みやが衣装担当。ももちがサブタイトル担当ということになりました。まあ、このままでは却下されると思いますが、「焼き」で韻を踏んでいて、語呂は結構いいですね。


5.進化する煽り
 昼公演では、「男子ーーー!」「女子ーーー!」だけでなく、「A型の人ーーー!」と煽っていました。この夜公演では、「メガネの人ーーー!」と煽ってくれました。私はどちらにも該当しており、嬉しかったです。
 これは、aikoの煽りと同じ方式です。他のアーティストでも同様の煽りを既に取り入れていることでしょう。真似をしていると思われたっていいと思います。ライブが盛り上がればそれでいいです。良い所は、どんどん取り入れていって欲しいと思います。


6.ダプルアンコール
 アンコールのロックの神様が終わり → Dolceが下がり → Buono!が挨拶して下がると → 照明が消えました。するとすぐに3人が登場して照明がが点灯。ejiさんのピアノ伴奏で君がいればを歌ってくれました。Rock'n Buono!3で三部合唱を披露してくれた曲です。1年半ぶりの演奏ですが、さらに美しいハーモニーを聴かせてくれました。2時間歌った後で、これだけのハモリができるとは随分、成長しました。
 一番だけの演奏でした。「あれっ?もう終わっちゃったの?」という感じでした。もうちょっと余韻に浸りたかったのですが、急に現実に引き戻されたようで、少し寂しくなりました。
 でも、ダブルアンコールだからあっさりでいいのですね。たっぷりやる必要ないです。8月のライブまでは、自分のやるべきことをしっかりやって、またBuono!に会いに行こうと思います。


●昼公演・夜公演ともに、ももちは「今日は10代最後のボーノライブ」と何回も言ってました。そういう意味では、貴重な公演を観ることができて光栄です。こうやって、だんだんとBuono!は大人のアーティストに成長していくのでしょうね。これからも見守っていこうと思います。


横浜BLITZで2回、ZEPP TOKYOで1回、2階のファミリー席で観戦していたのですが、2階の最前列や2列目には、関係者の人が多かったです。もしかしたら、Buono!を「品定め」するために、音楽プロデューサーの人も来てくれていたのかもしれません。「この3人、なかなかやるな!」と思ってくれたら嬉しいです。
 現在のアイドル業界は、AKB48を始めとして群雄割拠の様相を呈しています。この中から抜きんでるような個性的なアイドルを探している音楽関係者もいると思います。そういう視点の人であれば、Buono!のライブを見て「これだ!!」ときっと思うことでしょう。
 「アイドルなのにロック」「生歌でちゃんと歌える」「持ち歌は50曲を超えている」「カバー曲も歌いこなせる」「ダンスもできる」「ルックスも良い」「男性だけでなく女性にも人気が出てきている」「トークもそこそこできる」「キャリアは十分ある」といった、数々のセールスポイントを兼ね備えたBuono!は、音楽業界の人が放って置かないと私は思います。