●℃-ute アルバム 第七章「美しくってごめんね」を聴いた
℃-uteの7枚目のアルバムの初回生産限定盤を発売日(2/8)に購入して、今日に至るまで聴き込んできました。
聴けば聴くほど味わい深くなるアルバムだと思います。
01.桃色スパークリング
アルバムの1曲目にふさわしい明るい元気な曲です。でも、あくまでオリジナルアルバムなので、個人的には1曲目はシングル曲でない方がいいです。
02.ひとり占めしたかっただけなのに
サビのコーラスから始まり、じわじわと盛り上がっていきます。(もしもあるならば)℃-ute主演の恋愛ドラマの主題歌にとてもぴったりの曲だと思います。
この曲を1曲目に持ってきても良かったのではないか?しかし、マイナー調の曲なので1曲目は避けたのかもしれないですね。
03.行け!元気君/萩原 舞
これはかなりいい曲です。まいまいの淡々とした歌い方を聞くと、なんとも脱力できる気分です。
「お隣さん」だけでなく、「前後のあなた」とも握手してしまうノリがいいですね。
04.世界一HAPPYな女の子
アルバムの中盤に盛り上がりが最高潮に達します。この曲を聞くと、どうしてもダンディ坂野さんのゲッツの振付が頭の中に浮かんできます。
05.ズンタカマーチ〜人らしく生きよう〜
一気に雰囲気が変わります。ちさとの「あ”−−−−」から始まるインパクトの強い曲です。ちさとはこんなにドスの効いた歌い方もできるのですね。
この曲のリズムから、ハクション大魔王の主題歌を連想しました。(♪クッシャミひとつで呼ばれたからは〜 それが私のご主人さま〜よ〜♪)
06.都会のネオンが驚くくらいの美しさがほしい/岡井千聖
ちさとの圧倒的な存在感を引きずりつつ、ちさとのソロ曲につながります。大人の女性を描いた曲です。この曲は、Berryz工房のアルバム 5(FIVE)に収録されている菅谷梨沙子のソロ曲REAL LOVEの姉妹曲といったイメージを持ちました。
07.輝け!放課後/中島早貴
嫌なこと・悩み事など全て忘れ去って元気になれる曲です。この曲のアップテンポなリズムに合わせて、軽快なステップで踊るなっきーを早くコンサートで見たいです。
08.幸せの途中
ピアノやバイオリンのゆったりとした伴奏を聞くと、とても落ち着きます。コンサートでは終盤に登場しそうです。
この曲で一番驚いたのは、2:12辺り なっきーの歌う直前の「んーーー」です。どこからこのような声がでるのでしょうか?寝起きのような鼻から抜ける魅力的な声です。なっきーファンの方々は特に喜ばれたことでしょう。なっきーに「んーーー」と言わせたつんくプロデューサーの力量を感じます。
09.甘酸っぱい春にサクラサク/Berryz工房×℃-ute
つい最近観た映画「王様ゲーム」を思い出します。℃-uteのアルバムにBerryz工房のメンバーの歌声が収録されました。これは初めてのことかもしれません。
10.青春劇場(℃-ute Ver.)
昨年末に発売されたプッチベスト12に収録されている青春劇場とは、アレンジが少し変わっています。プッチベスト版では、オリガンの音が響き、ベリキューが全員歌い(多分)、男性・女性のコーラスも加わり大合唱となり、壮大な曲に仕上がっていました。大きなホールや大きな教会で演奏している雰囲気でした。
しかし、この℃-ute Ver.は、とてもアットホームな雰囲気です。5人の声も近くいるかのように聞こえてきますし、エレキギターやアコースティックギターが優しいメロディを静かに奏でてくれています。小さなレストランで演奏してくれているみたいです。
この曲を夜、寝る前に聞くと、ぐっすりと眠れるのです。
●今回のアルバムは、なっきー、ちさと、まいまいのソロ曲はあるのですが、まいみとあいりのソロ曲はないです。だからこの2人はあまり目立っていないです。まいみファン、あいりファンとしては少し物足りなかったのかもしれません。
しかし、この2人はシングル曲での歌割りが多いです。したがって全体的に見れば、バランスのとれたアルバムになっているように思えます。
前作のアルバム 超WONDERFUL!6は、エンジン全開でノリの良いアルバムでしたが、今回のアルバムは方の力を抜いて、ゆったりとした気持ちで聴くことができる作品となっています。どちらもお気に入りのアルバムとなりました。