●楽しいチョコレート募金

12月17日(土)の毎日新聞「さあ これからだ」で医師 鎌田實さんがご自身の活動について書かれていました。
その記事によりますと、
・鎌田さんは日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET)の代表をされている。
・JIM-NETは7年前からイラクの子供の医療支援を続けている。
・JIM-NETと現地スタッフの支援によって、白血病の9歳の女の子ハウラは病気を克服することができた。
・こうした支援をするためにJIM-NETは、毎年チョコレート募金を行ってきた。
・チョコレートの収益で抗がん剤や出血死を防ぐ血小板輸血用の機器の消耗品などを購入してきた。
・今年のチョコレートの缶には、ハウラが書いた赤い花をプリントすることになった。
・ハウラは日本へこんなメセージを贈ってくれた。

イラクからみなさんへ
私は、地震の話を聞いて、日本のみなさんのことがとても心配になりました。早くよくなるように祈っています。みなさんのことを思ってたくさんの赤い花の絵を書きます。みなさんに赤い花を届けたい。私の心はいつも日本の友達と、ともにあります。
ハウラ・ジャマル

・その思いをくんで今年のチョコレート募金は、イラクの子どもの医療支援だけでなく、福島の子どもたちを放射能から守る活動に使うことに決めた。
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この記事に感動しましたので、さっそくJIM-NETのホームページからチョコレートを申し込みました。
これです。 → http://www.jim-net.net/choco/
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そのチョコが本日、届きました。2,000円で4缶です。(送料別)


ハウラさんの優しい気持ちが一杯詰まった赤い花の絵をみると、心が温かくなります。


缶のサイズは6cm弱のサイズです。小さい物を入れるケースとして使えそうです。
中には、ハート型のチョコレートが入っています。マルセイバターサンドでおなじみの六花亭のチョコなので、言うまでもなくおいしいです。


缶と一緒に二つ折のカードが同封されていました。
そのカードにはそぞれ、イラクの子どもたちからのメッセージが書いてあります。
病気やケガで苦しみ、JIM-NETの支援で助けたれたイラクの子どもたちが、今は日本人のことを心配してくれている温かいメッセージです。(上記のJIM-NETのホームページでメッセージを読むことができます。)


●個人的に、このチョコレート募金が良いと思った点は、
 ☆チョコが美味しい
 ☆缶の絵柄が良い
 ☆缶は、後でいろんな用途に使える
 ☆メッセージが感動する
 ☆誰かにちょっとしたプレゼントとして使える
 ☆微力ながら「イラクや福島の子どもたちの役に立つことができた」という気持になれる


などなど、募金をしてこんなに楽しく、幸せな気持ちになったのは初めてです。
今後、この缶を見るたびにイラクの子どもたちの優しさを思い出して、自分も人に対して優しくなれるような気がします。
こんなに素敵な募金システムを作られた鎌田さんは、とても素晴らしい方だと思います。
来年も利用させていただきたいと思います。