Buono!と一心同体 Dolceの魅力

 Buono!がライブでDolceのお世話になって、はや3年以上が経ちました。
 これまでは、ツアー毎にいずれかのメンバーが入れ替わっていました。しかし、今年2月のRe;Buono!から、8月のRock'n Buono!4にかけて、Dolceのメンバーチェンジは無かったです。だから、とても良いチームワークが出来つつある雰囲気が、下の写真から伺えます。(2011.9.4 ejiさんのブログより)


  左から
  キーボード兼バンマス:ejiさん
  ドラムス:まいまい 
  ギター:マーティ
  ベース:なおみちさん
 

 今後もこの4人体勢で行くのかどうかわかりませんが、メンバーが固定していた方が、Buono!の3人もやりやすいのではないかと思います。Buono!メンバーとDolceメンバーがお互いのことを知って、仲良くなっていくとライブでのMCも面白くなりそうです。

 最近のBuono!ライブでは、前半はBuono!3人を見て、後半はDolce4人を中心に見ています(特にejiさん)。スタンディングで観戦しているとき、周りのファンはBuono!メンバーを見ている。しかし私はejiさんを見ている。明らかに視線の方向が違うなぁと感じることがよくあります。2階ファミリー席から観戦していると、違いはあまり感じませんが、9/3の福岡公演では最前近くまで行きましたので、視線のベクトルの違いを明らかに感じました。
 何はともあれ、Dolceの魅力を書いてみます。


1.ejiさん
 9/3福岡の昼公演で、Kiss!Kiss!kiss!が終わると、Buono!の3人がステージから下がり、Dolceの4人だけになりました。そしてDolceの演奏が始まります。(←この曲をDolceのテーマと勝手に名付けました。)
「いくぜっ、ふくおかーー!!」
とejiさんが絶叫。一気に会場全体が盛り上がりました。こうしてejiさんがファンを煽るのは初めてではないでしょうか。今までは、あくまで裏方に徹していましたが、こうしてライブをぐいぐい引っ張っていってくれるejiさん、カッコいいです。
 絶叫した直後にejiさんは、隣のマーティと笑顔で目を合わせていました。「盛り上がってるねーー」と目と目で会話をしているようでした。
 夜公演 千秋楽でも、
「いくぜ、ファイナル、いくぜーーーーー!!」
と絶叫。ejiさん、次回のツアーから、全公演で絶叫よろしくお願いします。
 MCで、ejiさんがインタビューをされていました。「Buono!3人からもらった手紙は、今でも大切な宝物」と言っていました。その話している声がとても良かったです。どちらかといえば低音のトーンなのでejiさんの話す声を聞いていると落ち着きます。(女優でいえば、竹内結子さんや木村佳乃さんのようなタイプの声)
 千秋楽のアンコールでは、深いおじぎをして登場したejiさん。ステージが暗かったけど、前の方で観戦していたのでよく見えました。きっとどの公演でも、こうしておじぎをされているでしょう。野球選手がグラウンドに入る時、帽子をとって礼をするのと同じですね。礼節を重んじるejiさんは、素晴らしいミュージシャンだと思います。


2.なおみちさん
 一人だけ黒髪のなおみちさん。Dolceを落ち着いた雰囲気にしてくれています。ベースの上手いとか下手とかは、よくわかりませんが、Buono!とマーティと一緒に5人で円を作り、周りながら演奏する曲がありました。動きながら演奏するのって、結構な技術がいると思います。それに、JUICY HE@RT などでは、ejiさんと一緒にコーラスをしてくれていました。コーラスが2人いると厚みが違います。Buono!の3人も歌いやすくなると思います。
 ベースやコーラスは地味な仕事かもしれませんが、これからも宜しくお願いします。トークのほうもいろんな引き出しを持ってそうだから、MCでは面白い話が聞けるような気がします。期待しています。


3.マ−ティ
 福岡の昼公演で「誰かに似ているな?」と思って、マーティの顔をじっと見ていましたが、思い浮かばず。夜公演もじっと見ていたら、思い出しました。紺野まひるさん。おでこが少し出ている髪型と、すました顔の表情が似ているなあと。(後で写真を見たら、あまり似ていなかった...)
 名古屋出身だということなので、名古屋公演のときには、Buono!&Dolceのメンバーを名古屋ならではの美味しいお店を紹介してあげて欲しいと思います。


4.まいまい
 まいまいが、福岡出身ということを福岡の昼公演で知りました。当日の会場となったDORUM LOGOSに、まいまいの昔の写真が貼られているとのこと。キャリアが長いのでしょう。どこに貼っているのか確認できず。次回、行ったときに探してみます。
 昼公演でまいまいがインタビューされたとき「3階から(Buono!)3人のステージを見ていて、すごく感動した」みたいなことを言っていました。なるほどDolceのみなさんは、ライブの後半から登場するため、前半は会場のどこかで待機。3人のステージを見ていたのですね。
 そして、夜公演では開演直前にロックな曲がかかっているとき、Dolceメンバーが3階に出てきて、クラップしていました。それをファンの誰かが見つけて、3階の方向を見だして、みんな3階の方を見上げていました。昼公演のまいまいのコメントをヒントにして3階を見ていたファンがいたのでしょう。まいまいヒントをどうもありがとう。


5.Dolce応援計画
 こんなに素晴らしいまでに貢献してくれている4人であるのにもかかわらず、事務所側のDolceの扱いが相当低いような気がします。不満はいくつかあるのですが、2つ挙げてみます。
(1)Buono!ライブDVDのジャケットには、Dolceの写真がほとんど無い。We are Buono!のDVDの裏ジャケットにかろうじて映ってるのみ
(2)Re;Buono!では、星の羊たちから後半戦のJUICY HE@RTへ行くつなぎのところでejiさんが即興でピアノを弾いてくれています。なのに、DVDのチャプターでは「16.星の羊たち 17.JUICY HE@RT」となっているだけです。ejiさんの即興曲に「新しい世界へ」とか「さらなる明日へ」といった適切な題名を付けてあげて、独立したチャプターを作ってあげるべきだと思います。
 この即興曲は、毎回違う内容だったらしく、その時々にejiさんが思いついたフレーズを演奏されたと聞いています。そうだとすれば、そのライブのセットリストの中では、一番「旬」な曲ということになります。ライブのその場の雰囲気をejiさんが感じて、それを音楽にしてくれているのです。そんな尊い曲をチャプター化しないのは、ロックの神様がお怒りです。
 確かにBuono!のDVDだから、ejiさんをそこまで全面に出すことはしないのでしょう。しかし、「MC1」「MC2」といったチャプターがあるのだから、せめて「ピアノソロ」といったチャプターを作ってもいいのではないでしょうか?


 こうした低い扱いを改めないと、DolceはBuono!ライブで演奏してくれなくなってしまうかもしれません。特にバンマスejiさんの協力なしにはBuono!ライブは成立しないのです。ejiさんはご自身の参加するカムロバウンスの活動や、moumoonさんやmiwaさんのサポートなどで、ますます忙しくなられることが予想されます。最低限の敬意を払っておく必要があると思うのです。


 そこで、Buono!スタッフさんには、以下の2つを実現していただくよう要望します。


(1)Dolceのテーマ(仮称)のチャプター化
 Rock'n Buono!4のDVDには、4人が力強く、のびのびと演奏している曲を、一つのチャプターとして作成下さいますようお願い申し上げます。
(2)Dolceのテーマ(仮称)のCD音源化
 一つの曲としても完成してると思いますので、CDで聴いてみたい気がしてます。Dolce名義でシングルを出すことが一番望ましいですが、4人は同じ事務所でないから難しそう。でも、せめてBuono!がシングル出す時に3曲目くらいに入れて欲しいと思います。次回のアルバムの真ん中あたりでも良いです。Buono!のテーマ曲はあるのに、Dolceのテーマ曲がないのも少し寂しい気もします。是非ともご検討下さいますようお願い申し上げます。


●Dolceのことを考えると、つい熱く語ってしまいます。「Buono!withDolce」ではなく、「Buono!Dolce」となる日が来ることを心から願う今日この頃です。