「戦争と平和の資料館 ピースあいち」へ行った
本日「ピースあいち」へ行ってきました。
この施設は、趣旨に賛同された地元の女性から、土地と1億円の寄付があり
それをもとに「NPO平和のための戦争メモリアルセンター設立準備会」によって
つくられ、運営されているそうです。
場所は、名古屋市営地下鉄 一社駅から歩いて約15分のところにあります。
1階 : 現代の戦争と平和に関する展示、交流スペース
2階 : 愛知県下の空襲、15年戦争、戦時下のくらしに関する展示
3階 : 企画展(今は、「戦争と動物たち」展、「名古屋空襲パネル展」)
(トイレは1階、3階にあり)
13:30から館内を見させていただきましたが、内容が盛りだくさんでしたので、
閉館の16:00まで居ました。
<印象に残った点>
1.写真のパネルが大きくて迫力がある
→戦闘機、空襲、子どもなど当時の戦争の悲惨さがリアルに伝わってきます。
2.解説がわかりやすい
→テーマごとに適度な分量で、わかりやすい表現で解説文が書かれています。
ふりがなもふってくれていますので、小中学生でも読むことができます。
3.実物が置いてある
→写真と文章だけでも、戦争をイメージすることはできますが、
戦争当時の「実物」が展示されていますので、よりイメージしやすいです。
たとえば、爆弾の破片、溶けたガラス、赤紙(召集令状)、慰問袋など
4.空襲は恐ろしい
→3階の企画展では、名古屋の空襲がテーマでした。
・愛知時計電機への空襲では、2,000名以上の死者が出たそうです。
空襲警報で従業員はいったん非難したが、警報が解除されたので、
工場に戻ったら空襲を受けたそうです。
・工場などの軍事施設だけでなく、人口密度の高い市街地へも空襲があったそうです。
民間人までもターゲットにされたことになります。
名古屋城の燃える写真を見て、悲しくなりました。
●まだまだ、見足りない所がありますので、また行きたいと思います。
興味のある方は、是非ともご覧下さい。
駐車場は2台分(有料)ありますが、公共交通機関+徒歩で行かれることをお勧めします。